2003.6.8

　昔々、ある所にお兄さんとお姉さんがいました。
　お兄さんは山へ芝刈りに。お姉さんは川へ洗濯に行きました。
　私は……私は何をしたらいいですか？　そうねえ。そう、とりあえずは玉手箱でも開けてみますか。
　モクモクモク。私はお爺さんになりましたっハ！　ハ！　ハァッ！　（ボブサップで。）
　といいますか、ネット日記ってどんな事を書いたらいいですか？
　おかしいな。何か書きたい事があったから、急に日記という項目を作ろうと思い立ったはずなんですが。昔々、ある所にお爺さんとお婆さんがいました、から、大真面目な話を展開しようと考えたんですよ。
　子供たちにささやかな喜びを与えるお話。
　それは現代では小説であり、映画であり、ドラマです。インターネットもそうではないでしょうか、とか言いたかったんですけど、おもんないでしょ？
　そんなん誰も読まんな、と。アクセス数伸びんぞと。（あざとっ！）
　お兄さんは芝刈りに行くつもりが、角刈りになってしまいました。お姉さんは洗濯に行ったのに選択に思い悩み、キャバクラ嬢になってしまいましたとさ。（投げやり。）
　いいや一発目だから、こんなもんで。

2003.6.9

　暑くなって参りました。アツィー、アツィー、タンパティタンパンティー、アウッ！　シュビディビィ、ディビィ、カンパティーティンコンコン、アウッ！　シャバットダバットババットマラット、こうして季節は変わっていくのですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか？　季節とともに移ろって行くベッカムの髪型。次は一体何ですか？　私は、三つ編みだと思いますね。ツインテールの。だってポニーテールなら男でもいるでしょう？　それっぽいのが。つるっぱげにしたところで、「それもありかな」と思われるだけだし。彼自身も悩んでいるに違いないですよ。次、俺……どうしよう。俺はいったい……どうしたらいいんだろう。髪型っていったい何だろう。なぜ髪をいじるのだろう。なんでだろう。なんでだろう。なんでだなんでだろう。

2003.6.10

　テレビの人って、舌がなめらかですね。マンギョンボン号って、よく言えるなあ、と思います。私だったら、マンビョンビョンボーになっちゃいますよ。いやあ、テレビの人じゃなくて良かった。
　と思っていたら、政治家でいましたよ。ＴＶタックルを見ていたら、噛んでいる人が。
　マン、マンギョ、マンボン、マンビョ、ウゥゥゥゥゥゥ、ウッ！


　マンボ！


　すみません嘘をつきました。（ウゥゥゥゥゥゥ以降。）
　今日はCa va（ゲーム）の絵を一個だけ描きました。
　

2003.6.11

　
　とかいうサイト管理者の人にしか分かりそうにないマンガを描いている場合じゃありません。
　場合じゃないけど、今日はなーんもしてません。今日というのは昨日のことです。いや別にＳＦじゃありません。この日記をＵＰするのが夜１２時過ぎなので、日付が１日ずれているのです。
　とりあえずの予定としては、昨日描いたイガイガ君 を輪状に並べ、くるくる回し、プレイヤーを恐怖のズンドコに落としたいと思っています。思っているだけで、今日はなーんもしてません。

　サイト管理者の中の人も大変ですね。

2003.6.12

	「ねえ、おじさん。アクセス数が伸びなくて困ってるんだよ。どうしたらいいかなあ」
	「悩んでいるのかい？　貴斗。そんなのは気にしないで、自分のやりたいようにやればいいと思うよ」
	「だって、ぶっちゃけた話、アクセス数がＡ○ＣＲ○ＮＧの中でドベっぽいんだもん」
	「伏字にする意味はあるのかい？　全部書いたところで、大方の人は分からないと思うぞ、貴坊。まあ、開設してまだ６ヶ月くらいだから、あせらなくてもいいんじゃないかな。なんならリロードするたびにカウントするタイプにしたらどうだい？」
	「ああ、このために自分は生きていたのだって思えるような事をやりたいよう。小説もゲームも、なんか違うような気がするんだ」
	「人生は長い。象さんの鼻のようにな」
	「アクセス数が欲しいという態度をあからさまにしたら、お客さんは引いてしまうかな？」
	「ああ、西海岸の波のようにな。リピーターがつかなくなるぞ」
	「リピーター欲しいよ！」
	「貴斗がいい子にしていればな」
	「ところでこのページって、どんどん重くなっていかないかな？」
	「そういう時は祈るんだ。みんなが常時接続でありますようにって。ダイアルアップ接続の方、ごめんなさい」
	「んじゃ、今日はこの辺で」
	「お後がよろしいようで」

2003.6.13

　いや、文字を大にして言いたかったもので。
　今日は、「時　貴斗（とき　たかと）」について書きたいと思います。といいますか書きます。これはペンネームです。そりゃあそうです。商用サイトなら本名を書くこともあるでしょうけど、個人のサイトで本名を公開してしまう兵（つわもの）はそうそういないでしょう。

　式　貴士（しき　たかし）という作家がいまして、彼の小説は１冊しか読んでいないのですが、名前はすごくかっこいいと思いました。私のは「とき　きと」と読んじゃうとしょぼいんですけど、彼のは「しき　きし」と読んでもかっこいい。影響を受けて（パクって）つけたのがこの名前です。この筆名は1998年12月から使っています。
「時　貴斗」とその実体であるところの「私」は全然違うと思うことがよくあります。私は実生活において、「地球と月との間には、越えがたい暗黒の海が横たわり、この両者を隔てている」とか考えませんし、人を笑わそうとするような事も言いません。カメラが回っている時と回っていない時の岡村隆史くらい違うのではないかと。
　まあまあ、ホームページを持っている人や、掲示板に書き込んでいる人は、多かれ少なかれそういう所があると思うのですけれど。

「時　貴斗」とは、私がネットワーク上に作り上げた、架空の人格なのです。

　ちなみに、サイト名「時の館」は「時　貴斗の館（ホームページ）」といった程度の意味です。検索してみるとこのサイト名、結構あるんですね。

2003.6.14

　イガイガ君を輪状に並べてくるくる回すトラップ、作っておりますよ。次々に出るバグに翻弄されつつも、だいぶできてきました。

2003.6.15

　私は、ヘッドフォンをしている。
　ヘッドフォンは、テレビにつないでいる。
　私は、ディスプレイを見ながら、ジョイパッドを２、３分ほど操作し、置く。
　ディスプレイをにらみつつ、キーボードを打つ。
　時々テレビに目をやる。
　再び、ジョイパッドを握り締める。
　それが私のプログラミング・スタイルです。
　もしも誰かが見ていたら、さぞかし奇異に見えるでしょう。

2003.6.16

　アニマトリックス見たー！
　絵はきれいだし、インターネットでこういうのが見れるというのもすごいことですが、ストーリーが訳分からねー。
　でも、こんなのばっかり１００話くらいやるとそれはそれで面白いかも。あ、小説でそういうのがあったな。小松左京の果てしなき流れの果てにが、たしかそんな感じだったはずだ。

2003.6.17

　今日は、Hot Soup Processerプログラマー半年目の私が、シューティングゲームのフリーソフトをテーマにして、生意気にも「この辺がアマチュアだよな」、と思う点を書きたいと思います。いや、グラフィックや音楽がしょぼいというのならいいんですよ。アマチュアなんだから。

• ゲームバランス。
  やっぱこれだね〜♪　一体これを、どうしろというのだ、と思うほどの大量の弾、弾、弾。いやこれはアマチュアだけを責められますまい。怒首領蜂がウケてから、いわゆる弾幕系のシューティングばかりになってしまった感があります。弾幕系時代の到来です。そろそろ別の方向性を打ち出さないと、シューティングは死ぬ。
• 当たり判定が大きすぎる。
  敵や障害物に、近寄っただけでプレイヤー機が爆発してしまうというものです。プログラム的にはちゃんと当たっているのです。しかし人間の目には「今の当たってないだろ、こらぁ！」と見えてしまいます。自機の真ん中１ドットにしか当たり判定がないくらいで、ちょうどよいのです。
• システムが悪い意味で斬新。
  プレイヤー機をマウスで操作するのは無理です。あと格闘ゲームのように、コマンド入力するとかね。ＡＣＣＢＡでしょ？　えっ、押してるよ。なんで何も起きないの？　っていうかＣボタンってどれ？　え？　え？　ドッカーン！　私もドッカーン！　作者さんが３年もかけて作ったゲームを、私は１回遊んだだけで飽きちゃいますよ。
• 詰めが甘い。
  これほどすごいゲームを作れる人が、なんでこんな簡単なことに気がつかないんだろう、と思うような事柄です。ショットボタンのすぐ近所にポーズボタンがある。効果音よりＢＧＭの方が大きすぎて、効果音が聞こえない。ひどいのになると、ショットボタンのすぐ近くに強制終了ボタンがある。ショットボタン以外のボタンにさわってしまうことなんて、しょっちゅうあるっちゅう事ですよ。
  
  　あともうひとつ、これだけはやってはならないという事があります。
  
  
• すごすぎるゲームを作ってしまう。
  これ、絶対にやめて下さい。私が絶望してしまいます。「こんなのがフリーソフト界にたくさんあるのか。これがフリーソフト界のグローバル・スタンダードなのか。勝ち目がねえ。フリーソフト界に、自分が入り込む余地はねえ」と思ってしまいます。

　自分のことは棚に上げて、偉そうなことを書きました。逆鱗に触れた方、ごめんなさい。そんな私が「ワーオ、こいつぁあ、すげえや」と思ったのが、超連射68K for Windowsです。グラフィック、音楽はもちろん、ゲーム自体も完璧、上に挙げたような不備（最後のやつ以外）もありません。強いて短所を挙げるとすれば、背景がずっと同じという事くらい。え？　これ本当にタダでいいの？　と思いました。
　こいつアマチュアじゃねえ！　と思ったら、プロの方が趣味で作ったものでした。

2003.6.18

　サイト立ち上げから６ヶ月、プロフィールという項目を作ることを頑なに拒んでいる私ですが、もうそろそろ作ろうかなと思っています。で、下書きの意味で、ここにこっそり書いてみよっと。

• 好きな小説家
  小松左京。師です。小松先生が新作を出すことは、もう期待できない。だったら自分で書いてやる！　という天晴れな意気込みで書き始めて６年。まあまあ、もちろん、足元にも及ばないわけですが。そんなわけで私の小説は小松先生の影響を多大に受けています。あと江戸川乱歩の少年探偵団シリーズとかコナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズは昔よく読んだなあ。
• 好きな漫画家
  中川いさみ。「大人袋」や「クマのプー太郎」って、知りません？　あと楳図かずお。最初読んだのが「まことちゃん」だったので、あまり面白くなかったんですが、その後恐怖漫画家であることを知りました。「１４歳」は最高！　（チキン・ジョージが死ぬまで。）
• 好きな音楽
  クラシック音楽家になる前の坂本龍一。テレビゲームのサントラ。（コナミ中心。）テレビドラマのサントラ。（「金田一少年の事件簿」、「トリック」、「幻想ミッドナイト」等。）
• 好きな映画
  「復活の日」、「さよならジュピター」、「戦場のメリークリスマス」、「ブレードランナー」等。
• お気に入りのＤＶＤ
  「浴室の美女−−江戸川乱歩の『魔術師』」、「宝石の美女−−江戸川乱歩の『白髪鬼』」、「桜の国の美女−−江戸川乱歩の『黄金仮面�U』」、「天国と地獄の美女−−江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』」、等。

　こうして書いてみることによって、いわゆる”普通の人”が好むものを、自分は好まないという事がはっきりしますな。（オタクとも言う。）

2003.6.19

　五味記者、かわいそうですね。たまたま拾ったものが爆弾だったなんて。あなたも、道端に落ちているものを拾う時には十分注意して下さいね。私からのお願いです。

　こんな拾い物に注意！

• 包装紙に包まれている。
• 耳を当てると、カチコチという音がする。
• 黒い球状の物体で、ひもがついている。
• さらにそのひもがチリチリと燃えていたら危険大。
• 機械的な声で、「アト、２０ビョウデ、バクハツシマス」って言う。
• 機械的な声で、「アト、２０ビョウデ、ウマレマス」って言う物体もかなり危険。
• じゅくじゅくしていて、指で触れると赤い液が垂れてくる。
• 先端に中国娘の人形がついていて、パラパラを踊っている。
• あまりにも巨大すぎる。
• あまりにも甘美すぎる。
• うごめいている。
• 「お前みたいな奴がエリート会社にいるんじゃねえよ。お前みたいなヤ○ザはなあ、新聞販売拡張員でもやってりゃいいんだよ！」ってわめいている。
• 幼女。
• かわいい子猫。と思ってその眼差しを見ると、ナイフみたいにとがっている。
• 手鏡。午前２時に拾うと危険。
• 不幸の手紙。
• ふるえているゼリー。
• 一見普通の本だが、表紙に魔方陣が描いてあり、よく見ると地面から１センチほど浮いている。
• まだらの豆腐。
• ペイズリー柄のプレイステーション。
• 禁断の果実。
• 怒りのぶどう。

　こんな文章をまじめに推敲している私もどうかと思う。

2003.6.19（その２）

　この「その２」は補正です。前にも書きましたが、私は日記をその日の夜１２時過ぎに書いています。つまり、日記を１日の始まりに書いているわけで、どうにもおかしな事です。で、正常な状態に戻そうと思い、今これを書いています。（現在夜９時過ぎ。）まあ、内容的にはどちらかというとエッセーなので、日付はどうでもいいのですが。といいますか、誰か読んでます？
　実はこのページには目に見えないアクセス解析レポートがあり、その日何人アクセスしたか分かりますし、あなたの住所、氏名、年齢、性別はもちろん、好きな食べ物、嫌いな食べ物、長所、短所、何を思い悩んでいるのか、なぜ生きるのか、どこから来て、どこへ行くのかまで分かってしまうなどという事は、あなたを目の中に入れても言えません。（「あなたの住所、」以降嘘。）
　ドリームジャンボ宝くじ、当たりましたか？　私は当たりました。３００円。ちなみに当選番号はこちら。まだ確認していない方はどうぞ。
　ところで、連番でもバラでも１０枚買うと下一桁は０から９までそろっていて、最低でも６等（３００円）は必ず当たるって知ってましたか？
　６月８日から書き始めたこのページ、自分ではお笑い日記のつもりなのですが、ただ単にキモいだけという気もしてきました。自信は、ない。方向性変えた方がいいかな。
　こんなすぐにあきらめちゃうんじゃ、ワタナベにはなれんな、と思います。