なぜ歳を取ると楽しくなくなるのか (2015.11.17)

 今まで楽しかったことが楽しくなくなって、今後は何を趣味にしたらいいんだろうか? ということについてちょっと考えてみたわけですが、そもそもなぜ歳を取るに従って楽しくなくなっていくのでしょうか? それとも私だけに起こっている現象で、一般的なことではないのでしょうか? そこでまたちょっと検索してみました。

1.なぜ歳を取るに従って楽しくなくなっていくのか?

  • あらゆる事に新鮮さを感じなくなるんだろうな。
  • 人間初体験のものに強く快感を覚える。長く生きれば生きるほど全く初めてのものって少なくなっていくだろ 。

    そうですね。子供の頃は、すべてが新しい刺激です。しかし同じような刺激を繰り返し受けていくうちに、慣れてしまいます。人間というものは、同じ刺激を受け続けると、慣れて感じなくなってしまいます。要するにマンネリ化ですね。初めてシャーロック・ホームズを読んだ時の感動も今はありません。たくさんのミステリを読んだり見たりして、ミステリはもういいよという感じです。時々相棒を見ますが「やっぱりか」という感じでつまらないです。

  • 新しいものに対して興味薄れていくな。
  • 歳を取れば、その新しい事をやれる場面でも躊躇したりで何だかんだ始められなくなるけどね。

    「老後になっても続けられる趣味」ということで検索して自分で出した結論が「PCでできること」でしたが、「絵画」や「楽器演奏」はPCでもできるわけです。しかし、それやりたいか? っていうとやりたくないです。
    自分の人生において何が一番楽しいかと問われればやはりゲームだと書きましたが、私のゲーム機の歴史はPS2で止まっています。PS3や4でもグラフィックは進化しているのでしょうが、PS2でも十分すごかったし、今も時々お店でPS3や4のゲームソフトのラインナップを見てくるのですが、いまいち欲しいと思わないんですよね。

  • 例えばさかなくんさんみたいに生涯かけて取り組みたい打ち込みたい! ってものがあればきっと大人になっても新たな発見はあるわ好奇心は尽きないわで少年の心のままでいられると思うよ。

    小説書きもゲーム製作も結構な年月続いたのですが、ライフワークではなかったわけです。では今後の人生で老後も取り組める何かがあるかというと、そう簡単には見つからないでしょうね。

  • 子供には子供の楽しみが、大人には大人の楽しみがある。

    ゲームをすること、ゲームを作ることにこだわりすぎていたのかもしれません。いずれも、どちらかというと子供の楽しみです。ではこれからはゴルフでもするかというと、まったく興味が持てません。私は子供っぽいのか、大人が楽しみとしそうなこと−−ゴルフとか、海外旅行とか、高級車とか−−には興味が湧きません。

  • つまらなさの根源はやりすぎて起こる飽きと老いによる変化なのだから。
  • 何というか、情緒面が枯れていってる気がする。感動できなくなってるというか。

    脳の老化ですね(後述)。

  • 新しい趣味ができると少しだけ人生楽しくなる。

    はい、ここで行き詰っているわけで。最近できた新しい趣味はYouTube等でゲームの実況プレイ動画を見ることなのですが、もうおいしいところは見尽くした感があります。今後は面白い実況プレイ動画を探すことは困難になっていくと思います。
    新しい何かが見つかるまで無理にでもゲーム製作を続けた方がいいのかなあとも思います。

2.感情の老化

 子供ってほんと、つまらないことで喜んでいますよね。大人になると感情の起伏が少なくなります。そのため、前は楽しかったことが楽しくなくなるのです。感情の老化への対策は、叫ぶ、泣く、笑う、といった感情を露わにする機会を多く作ることだそうです。
 バラエティーもつまらなくなってしまった今、どうやって笑えというのでしょう。こりゃもう劇団に入らないといけないかもしれませんな。

 前頭葉は、老化に伴って最も早く機能低下が起こる部位の1つです。前頭葉が老化すれば、意欲が衰え、創造力も落ちます。前頭葉が若々しければ、思考や行動パターンも若々しく保たれるし、逆に、これが老けこんだ人というのは、やはり年寄り臭く思われてしまいます。
 ゲーム製作は意欲も、創造力も必要です。やはり年齢制限があるのかなあと思います。


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