問題２の解答例

	#include "hmm.as"

	randomize

	; 画面の初期化
	ddinit
	ddscreen 640,480,1,2
	await 16
	ddgsel 0
	gosub *Clear_Screen

	; 初期位置(ballx,bally)、初期方向balldx,balldyを決め、球を書く
	rnd ballx,608
	rnd bally,448
	rnd balldx,2
	balldx=(balldx*2-1)*4
	rnd balldy,2
	balldy=(balldy*2-1)*4
	gosub *Write_Tama
	ddredraw

	; メインループ
*Main_Loop
	await 16
	ballx=ballx+balldx
	bally=bally+balldy
	if ballx<=0 {
		ballx=0
		balldx=-balldx
	}
	if ballx>=608 {
		ballx=608
		balldx=-balldx
	}
	if bally<=0 {
		bally=0
		balldy=-balldy
	}
	if bally>=448 {
		bally=448
		balldy=-balldy
	}
	gosub *Clear_Screen
	gosub *Write_Tama
	ddredraw
	goto *Main_Loop

	; 画面をクリアする
*Clear_Screen
	ddcolor 0,0,0
	ddboxf 0,0,640,480
	return

	; 「球」と書く
*Write_Tama
	ddcolor 255,255,255
	ddpos ballx,bally
	font "ＭＳ 明朝",32
	ddprint "球"
	return

• 初期方向を決める方法について
  初期方向は、左斜め上か、左斜め下か、右斜め上か、右斜め下です。という事は、移動量balldx、balldyそれぞれについて、-4か4を設定すればいいわけです。
      rnd balldx,2
      balldx=(balldx*2-1)*4
  １行目は、balldxに０か１を入れています。２行目では、まず２倍しますから０か２になります。１を引くと−１か１になります。それを４倍しますから−４か４になります。balldyについても同様です。
• 画面の端で跳ね返る方法について
  例えば左端で跳ね返るというのはどういうことかというと、ｘ座標ballxが左端の位置に来たら、移動量balldxの正負が反転するということです。
      if ballx<=0 {
          ballx=0
          balldx=-balldx
      }
  この解答例の場合、球が左端に来た時ballxが０になるとは限りませんね？　（４ずつ引いていくのですから。初期位置を４の倍数に限定すれば０になりますが。）そこで、ballxが０以下になったら強制的に０にしてから跳ね返すようにしています。理論的には、２行目の"ballx=0"がないと、ちょっと左にはみだしてから跳ね返るはずです。実際には、なくても見た目にはちゃんと跳ね返りますが。