関数 |
関数というのは、次のような形をしたものです。
y = f(x)
つまり、引数xに対して何らかの処理をし、結果の値を返す(戻り値といいます)ものです。
HSPにはいくつかの関数があります。例えばsin、cosやintといったものがあります。
sin(角度) cos(角度)
角度の単位はラジアンです。それぞれ指定した角度のサイン値、コサイン値を返します。
pi = 3.141592 mes sin(pi / 2) mes cos(pi / 2)
変数piに円周率を入れます。90度のサイン値、コサイン値を表示します。
int(x)
引数xを整数型の値に変換したものを返します。
mes int(1.2)
実数の1.2を整数の1に変換します(小数点以下は切り捨てとなります)。
f y, x
という形をしたものもあります。つまり、戻り値を入れる変数も引数として指定するものです。
getkey 戻り値を入れる変数名, キーコード
戻り値を返すという点で関数とも言えますが、この形をしたものは命令語です。
命令語の引数はカッコで囲みませんが、関数の引数は必ずカッコで囲みます。